免許の種類


「免許」はいろいろありますが一番私達にとって身近な免許は、運転免許ということになるのではないでしょうか。

ただし、運転免許証というものの、いろいろ種類があって結構わかりづらいと感じている人たちも多いのかもしれません。

そこで、しっかりここで整理してみましょう。

大型免許

最近では大型免許を欲している人たちもかなり増えて来ています。大型免許は、容易に免許取得が出来るものではなく、まず、普通免許、準中型免許、中型免許、大型特殊免許のどれかを取得し、かつ3年以上経過していないと取得することが出来ません。

免許取得すれば、車両総重量が11,000kg以上のもの・最大積載量6,500kg以上のもの・乗車定量30人以上のクルマに乗ることが出来ます。

中型免許

中型免許は、また普通免許、準中型免許、大型特殊免許の免許取得をし、2年以上経過していないと試験を受験することが出来ない免許です。

車両総重量が7,500kg以上11,000kg未満のもの
、最大積載量が4,500kg以上6,500kg未満のもの、乗車定員11人以上29人以下のクルマに乗ることが出来ます。

準中型免許

あまり馴染みがないのかもしれませんが。準中型免許は、平成29年(2017年)3月12日以降スタートした新しい運転免許証です。

免許取得すれば、車両総重量が3,500kg以上7,500kg未満のもの、最大積載量が2,000kg以上4,500kg未満、乗車定員が10人以下のクルマに乗ることが出来ます。

普通免許

そして、多くの人たちが一番身近と思っている運転免許証は、普通免許でしょう。普通免許は、18才以上の人たちが取得できます。

車両総重量が3,500kg未満のもの・最大積載量が2,000kg未満のもの・乗車定員が10人以下のクルマには、普通免許があれば乗ることが出来ます。

大型特殊免許

更に、大型特殊免許があります。大型特殊免許では、ショベルカー・ブルドーザー・クレーン車と言ったカタピラを有したクルマ、小型特殊自動車以外のものに対し、公道で運転する場合に必要な免許です。

大型二輪免許

大型二輪免許は、総排気量が400ccを超える二輪を運転する時、必要になって来る運転免許証です。

けん引免許

けん引免許は、車両総重量が750kgを超えた重被牽引車をけん引するとき、必要な免許です。

原付免許

更に原付免許は、原動機付自転車の運転免許証です。16歳以上の人たちは免許取得をすることが出来ます。

小型特殊免許

小型特殊免許とは、特殊な用途のために開発されている小型車両を運転するために必要な免許取得です。

4.70m以下、幅1.70m以下、高さ2.80m以下、最高速度15km/h以下のものに対して、このような運転免許証が必要になって来ます。

更に運転免許証には、普通二輪免許があり、総排気量が50ccを超え400cc以下の二輪を運転する時には、このような運転免許証が必要になって来ます。